Google アナリティクスの簡単な見方を知りたい
いつもGoogleアナリティクスを見て『どこを確認して改善のヒントを探せばいいんだろう』と悩んでいませんか?
実は、この記事で紹介する『Google アナリティクスの見方と改善指南』を実践すると、誰でも簡単に読者を倍増させることができます。
なぜなら、私も実際に実践して、いきなり次の日にはブログ訪問者の継続時間が250%になったからです。
記事を読み終えると、今後サイト分析や改善で悩むことは一切なく、読者のニーズに応えたブログの施策を行うことができます。
※Google Analyticsにまだ登録してないかたは『Google アナリティクスの設定方法! 2020年版!!』で先に登録を済ませてください
ではGoogle アナリティクスの各分析画面を見ていきましょう
Google Analytics
まずはGoogleアナリティクスのTOPページへ
・「Googleアナリティクス ホーム」画面
Google アナリティクスはあなたのブログを訪問したユーザーを分析するサイトです。
ここでも大まかな数字はわかるのですが、今回はここからさらに進んだページを見ていきます。
ほとんどの操作は画面左のメニューより選択します。
ユーザー分析
まずはユーザーの分析詳細画面を確認します。
ホーム画面左メニュー『ユーザー』→『概要』をクリック
ユーザー概要では指定した期間内にあなたのブログを訪れたユーザー数(読者数)を確認することができます。
メインのグラフ下に表示される値
- 「ユーザー」→ブログを閲覧したユーザー数
- 「新規ユーザー」→初めてブログを閲覧したユーザー数
- 「セッション」→ユーザーがサイトへ訪問した回数
- 「ページビュー数」→ユーザーが見たページ数
- 「直帰率」→ユーザーが最初のページでブログを離脱した率
さらに画面左上の『ユーザー』をクリックし、各項目に変更して値を確認します。
改善指南
急激な変化があったら、その値の条件をメモしておけば、集客の施策に活用できます。
下記の各ページで確認する項目と照らし合わせて、どの条件で集客が伸びたのか、要因を知ることによって、必要な施策が見えてきます。
多くのユーザーが訪問した日にSNSでどういう宣伝をしたのか、どういう広告を打ったのかを確認するという形です。
多くの訪問者があるのに次に繋がらない要因を探るわけです。
モバイル分析
モバイル分析では指定した期間内にあなたのブログを訪れたユーザーが使っているデバイスが、PCなのかスマホなのかを確認することができます。
- ホーム画面左メニュー『モバイル』→『概要』をクリック
- 「desktop」→パソコンからの訪問
- 「mobile」→スマホなどからの訪問
改善指南
ブログやホームページは、PCとスマホでは見え方がかなり異なります。
自分のブログの読者の多くがスマホ閲覧なのにPC用の施策をしても効果がないので、きちんと確認して対応を練るようにしてください。
基本的にはユーザーの多くがPCなら、まずはPC用の施策を行うというふうに、j集客が多い方から施策を行ってください。
集客を分析
ここではユーザーがどういう行動をした結果、ブログにたどり着いたかを確認できます。
ホーム画面左メニュー『集客』→『すべてのトラフィック』→『チャネル』をクリック
- Organic Search→通常の検索
- Direct→直接 URLを入力
- Social→ SNSなどを通じて
- Paid Search→リスティンク広告等
- Display→バナー広告
- Referral→他のサイトのリンク
- Email→メルマガ等
- Other→その他
ここのアナリティクスの簡単な見方はそれぞれのパーセンテージ(%)データ項目欄をクリックすると、上から順位表示に変化します。
改善指南
どういう経路でブログを訪問したかによって、ユーザーのニーズは全く違います。
SNS経由での訪問者数を増やしたい場合は、意外に知られていないTwitterカードの設定を行うとツイートの際に綺麗に表示されます。
WordPressブログとTwitterの連携方法!2020年版!
通常の検索(Organic Search)での訪問者数を増やしたい場合は、ファビコンの設定を必ず行ってください。
サイトアイコン(ファビコン)の最も簡単な設定方法!2020年版!
行動を分析
このページでは全体的に見て読者に最も見られているページ、またそのページを見ている間に読者がどういう行動をとったかを確認できます。
ホーム画面左メニュー『行動』→『サイトコンテンツ』→『すべてのページ』をクリック
- 「ページ」→どのページか
- 「ページビュー数」→何ページ見られたか
- 「ページ訪問者数」→何人見たか
- 「平均ページ滞在時間」→読者のページ閲覧時間の平均
- 「閲覧開始数」→このページから見始めた数
- 「直帰率」→最初に見たページで離脱した率(直帰の場合は滞在時間が0)
- 「離脱率」→指定したページで離脱した回数
- 「ページの価値」→ページセットの平均価値(トランザクション収益+合計目標値÷ページまたはページセットの合計ページ表示数)
改善指南
全体的に見てどのページが見られているページなのか把握し、やはりここでも一番パーセンテージが高いページから施策を施した方が良いです。
Googleアナリティクスの簡単な見方はやはり大きな数字です。そこを突破口にします。
一番多く見られている、一番長い時間見られている、そういったページの読者をどのように動かすのか、大まかな方針を練って、最終的な目標を立てるようにしてください。
ランディングページからの行動を確認
ここでは読者が最初に開いたブログのページ(Landing Page)からどのような行動をしたかを確認できます。
- ホーム画面左メニュー『行動』→『サイトコンテンツ』→『ランディングページ』をクリック
「集客(訪問者数)」
- セッション→何回そのページを訪問したか
- 新規セッション率→新規訪問の割合
- 新規ユーザー→初回ユーザーの数
「行動(最初のページからどう行動したかの詳細)」
- 直帰率→最初のページで離脱した率(直帰の場合、平均セッション時間は0)
- ページ/セッション→同じページが表示された平均ページ数(同じページでも)
- 平均セッション時間→セッションの平均時間
「コンバージョン(それぞれ設定した目標に対しての詳細)」
- コンバージョン数→目標を達成した数
- コンバージョン率→目標を達成した割合
- コンバージョンの金額→達成した金額
改善指南
特に着目すべきは、集客が多くて、直帰率が高いページです。
つまり、多くのユーザーが訪問したが、そのページから別のページへ移動せずにブログから離脱しているので、そのページを編集して別のページにも興味を持ってもらえるような施策をするということです。
ユーザーが最初に見たページは非常に重要な鍵となりますので、このページを軸に対策を練るというのも方法論としてはかなり有効です。
個人的に一番わかりやすいGoogleアナリティクスの簡単な見方が、この箇所だと思っています。
なぜなら、とにかく多くのユーザーが文字通りランディング(着陸)しているページなので、上位のページに施策をすれば効果の確実性が高いからです。
コンバージョンを確認
ここではサイトに設定している目標(コンバージョン)の達成率を確認できます。
Googleアナリティクスをビジネスとして使っている場合の目標金額などの達成率も確認できます。
コンバージョン(CV)は最初に目標を設定しておく必要があります。『Googleアナリティクスの設定方法!2020年版!』
- ホーム画面左メニュー『コンバージョン』→『目標』→『概要』をクリック
- 目標の完了数→達成した目標数
- 目標値→サイトでの目標達成の割合
- コンバージョン率→個々の目標コンバージョン率の割合
- 目標全体の放棄率→目標が放棄された割合
- コンバージョン数→目標の数
ここで下記の表示が出た場合は目標を設定していませんので、設定しましょう
※上記ページの目次の「目標の設定」から設定してください
改善指南
コンバージョン率というのはビジネスサイトを運用する上で最も重要な項目なので、必ず設定し、確認するようにしてください。
このページを基本の数値としてサイトの改善を行ってもいいぐらい重要です。
閲覧者数が多くても、離脱率が少なくても、ビジネスにおいては「購入」がなければ意味がありません。
逆に少ないPV数でも、多く購入に至ったページを確認し、要因を探ることもできるわけです。
あとがき
以上になります。いかがでしたでしょうか。
この記事でGoogleアナリティクスの簡単な見方を知ることによって、あなたのブログの読者が「どこから来て」「何をして」「どこでいなくなったのか(泣)」を確認することができるようになったと思います。
今後は各項目の最も大きな数値に着目して、多くの読者にいろんなページを見てもらえるようにブログの改善をおこなってください。
アナリティクスは基本的にはブログサイトを訪れた後の読者を分析するサイトなのですが、ブログサイトを訪れる前の分析は「サーチコンソール」というプラグインで行います。
サーチコンソールは必須のプラグインですので必ず導入するようにしてください。
『サーチコンソールとアナリティクスの連携方法!2020年版!』
ブログ記事を投函した後に読者の分析を短時間で行って、読者に最も喜ばれるブログ記事に改善しましょう。
楽しいブログライフを!!
それではまたお会いしましょう。
一ツ柳天之介でした。